Roland SRV-330


デジタル・リバーブ

・1Uラックマウントサイズ
・ステレオ IN ステレオ OUT
  (もしくは モノラル IN ステレオ OUT)
・内部処理16bit / 44.1kHz


ローランドが90年代初頭にリリースした、リバーブ専用機。

当時、ヤマハのSPXシリーズや、ソニーのDSPシリーズ等、強力なライバル達と覇権を争ったローランドの330シリーズの1機種。

銘機 SRV-2000 以降、ヒット商品に恵まれていなかったローランドの(業務用) デジタル・リバーブでは、
久々のヒット作でした。

リバーブ専用機、というよりは、個性的なリバーブの集合体と言う感じです。

明らかにレキシコンを意識したと思われる「LEX REVERV」を始め、様々なリバーブ銘機の響きを再現しようとした意欲作で、
もちろん音色的に同じではないのですが、特徴の捕らえ方が面白く、守備範囲の広いリバーブだと思います。

個人的に、「WALKERBROSS HALL」と言うプログラムが気に入っていて、多用しています。

ただし、やや癖のある音色だと思います。
(これは他の330シリーズにも共通して言えることですので、AD/DAの音質かも知れません。)
悪い癖ではないので、個性と言えばそれまでですが、自然なリバーブ感では最近の機種には太刀打ちできません。

本機以降、ローランドのエフェクターはパラメーターが非常に細かく、
ある意味エディットが困難なのが特徴となってしまいました。

その分、充分に練られたプログラムが豊富に用意されていますので、メーカーの狙いとしては、
ユーザーが音を作り込むのではなく、ユーザーはプログラムを選択して、最もシリアスな
リバーブタイムや、プリディレイのみをエディットすると言う使い方を想定しているのだと思います。


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