AKG C451E (+CK1 カプセル)




コンデンサーマイク

・オーストリア AKG 社製
・スモールダイヤフラム
・トランス出力
・ファンタム電源駆動
・単一指向性 (CK1カプセル)


定番のペンシル型マイク。
1969年に オーストリアの AKG が発売したマイクで、歴史的定番の地位を獲得したマイクの1つです。

スモール・ダイヤフラムを採用することにより、音への追従が早く、
ラージ・ダイヤフラムのマイクよりも高域特性に優れているのが特徴です。

そのため、70年代より、ドラムのトップマイクや、
アコースティック・ギター収録の定番マイクとして多用されてきました。
(特に国内では、ドラムの金物用マイクとして、超が付くほどの定番です。)


冷たい音のするマイクだと思います。
個性的でありながら、使いやすいマイクとして、重用されてきました。

当スタジオでも、オーディオテクニカの AT4031 と並んで、ドラムのトップマイクの定番として使用しています。

もちろん、アコースティック・ギターや、エレキのクリーンやクランチ系にも使用します。
(ボーカルに使用しても良いと言いますが、私はあまりやりません。)


C451 には、時代によっていくつかのタイプがあり、
当スタジオ所有の C451E は、初期型にあたるタイプです。
(初期型は、XLRコネクタの C451E とDIN コネクタの C451C)

C451E はその後、C451EB と型番を変えました。
(更には、C452、C461 と言う型番も作られましたが、あまり目にすることはありません。)

スタジオで定番的に使われる機種は、C451E/EB の2つで、
それぞれ、僅かながら音質に差があり、エンジニアによって好みの機種が違うようです。
私個人としては、機種による変化以上に、個体差による音質変化の幅が大きいように思います。
(既に相当年数、経年変化しているからかも知れません。)

また、いずれのモデルも、カプセルが交換できる様になっており、
単一指向性の「CK1カプセル」を標準として幾つかのタイプが使われています。
(カプセルは各モデルで、同じものが使用できる。)


90年代に入り、C451/C461 の後継機として C480B が発売され、
1993年に、低価格モデルの C391B が発売されると、C451 は廃番となりました。

C391や C480 も良いマイクなのですが、 C451E 特有の個性とは別のキャラクターなので、
中古市場に出回る C451E/EB はプレミア付きの高価格で取引される時期が続きました。

そして、2001年、突如本家 AKG から、復刻版として、C451B が発表され、現在に至ります。


復刻版 C451B は、本来の C451E/EB が持っていた、きつい個性が多少甘くなって、
扱いやすいマイクに仕上げられていると思います。

もちろん、物足りなさを感じる人もいるのでしょうが、C451E/EB の欠点であった、
プリアンプ部と、カプセルの接触不良によるノイズの問題が解消されているほか、
パッドの扱いがスイッチ切り替えで容易になった点など、問題点の改善が計られています。



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