ElectroVoice PL80




ボーカル用ダイナミックマイク

・アメリカ ElectroVoice 社製
・ボーカル用ハンドマイク


スピーカー、そして、ダイナミック・マイクのブランドとして有名な EV のボーカル用マイクです。
今となっては知る人も少なくなってしまいましたが、一世を風靡したマイクです。

80年代初頭、既にPA現場では寡占状態であった、Shure SM58 に対抗して作られたマイクで、
当時のダイナミック・ボーカルマイクとしては、ハイエンドなモデルでした。

当時の価格表によると、1本7万円以上の定価が付いていますが、
ネットオークションで、悲しいくらいの低価格で売られていたので、購入してみました。


当時のカタログによると、
「The Sound of the 80's」と銘打たれた本機は、
音響設計に、初めてコンピューターを導入したモデルの1つで、
定番ボーカルマイク (恐らく、Shure SM58) 以上の声の張りや音抜けの良さと、
近接効果を使った低域の増強が、計算に基づいて達成されているとの触れ込みでした。

ビッグアーティストのステージでも良く使われていて、
80年代アーティストのライブ映像などで、白い外見のマイクが使われていたら、
まず間違いなく本機です。
(70年代の白いマイクといえば、白クジラが有名ですが、ハンドマイクにすることはない。)


SM58 よりも、ローエンドの太さがあり、若干ハイも伸びているようです。
ポップも拾いにくくて使いやすいマイクだと思います。
(でも結局、58の方が自然な音質で、個人的には好きです。)

最も、レコーディングでこのマイクをボーカルに使うことはまず有りません。
ブルース・ハープの収録に悩んだら使うかも知れないマイク。


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