RTT Bottle Type Mic




Russian Tube Tranducer 製の真空管マイク。
1990年代にロシアで製作されたマイクとのことですが、
特徴的なボトルタイプの外見は、40〜50年代のノイマン製コンデンサマイクを彷彿とさせます。

カプセルはノイマンタイプのラージダイヤフラムで、ハンドメイドです。
本体内部も、自動生産的な香りは全くなく、手作り感漂うもので、
パーツもしっかりした作りのものがチョイスされています。

市場には殆ど出回らないマイクですが、私は今まで数本の RTT を見る機会に恵まれました。
そのすべてで、外見やパーツが若干異なっていたのが印象的です。
本当に、1本、1本が手作りなのだと思います。

肝心の音質ですが、これはもう、色気と風格を漂わせる、ビンテージの音色で、
周波数的に極端なピークなどは在りませんが、
中高域がナチュラルコンプレッションされ、真空管マイクの割に固い音で録音されます。

ボーカル、ベース、ドラムなど、単体楽器が際立って聞こえてきます。
ただし、音圧にはそれ程強く在りませんので、エレキギターや、
ドラム、ピアノのオンマイク使用には注意が必要です。

素晴らしいマイクなのですが、真空管が特殊なもので在る為、
寿命を迎えた場合、変わりの物が手に入るのかとても心配です。
これは、オールドの U47 などでも同じですが、
ロシア製となると、なお一層入手は困難かも知れません。


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