Conisis MAPP-1212 "TAMURA" MICROPHONE PRE-AMPLIFIRE


マイクプリ (2チャンネル)



コニシス研究所はオーダーメイドのスタジオ機材メーカーとして名を知られています。
これを書くにあたって調べたところ、社員は僅か3名。
ガレージメーカーということになりますが、その規模で放送局向けの機材を作っているのは本当に凄いことです。

そのコニシス研究所が2000年初頭に発売した2chマイクプリアンプが本機、MAPP-1212 です。
存在自体は知っていましたが、ネット上には全く情報がありません。

しかし、ある日コニシス研究所のホームページを覗いていると、展示品を販売するとの告知がありました。しかも、信じがたい破格。
まさに千載一遇のチャンスで入手した本機ですが、試作機であるらしく、
市販品がトランスレスであるのに対して、TAMURAのトランスを搭載しています。

これだけでも嬉しい限りですが、なんとシリアル番号が001!
こんなことってあるんでしょうか。



期待が高まりすぎて内部も拝見しました。

電源トランスが3つ入っています。+18Vと、-18V、ファンタム用の+48Vを全部別の系統で作っているみたいです。

パーツにはマニアックなこだわりが詰まっています。
電源周りの配線に銅の単線を使ってあったり、ディップマイカやソリッドタンタルのコンデンサー、
電解コンデンサーもOSコン、フィルムコンデンサーはWIMAの大型のものが使われているなど、手間とコストがかかっています。

トランジスタはほとんどA992/C1845、オペアンプはソケット式にしてあり、SSM2139PとNE5543APが乗っていました。
これはシリアルが若いからかも知れませんが、好みにより交換することも可能な仕様です。

まだまだ手に入れたばかりの機材なので、これからその実力を探って行きたいと思います。(つづく)



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