YAMAHA MSP7 STUDIO


ニアフィールド・モニター・スピーカー

・パワード (アンプ内蔵)
・2way (6.5インチ ウーファー & 1インチ チタンドーム・ツイーター)
・ダイナミックパワー 130W


ずっとずっと愛用してきた YAMAHA NS-10M + PC1002を卒業しました。
理由は、ウーファー、ツイーターのパーツ供給が枯渇したからです。

YAMAHA NS-10M は本当の名器。
これに勝るモニターはないと思っていましたが、スピーカーユニットの経年変化が大く、少なくとも3年毎の交換が必須でした。
しかし、それらが生産中止ということで、今後のことも考え、ついに卒業しました。

新しいモニターをどうするのか考えいろいろ思案しましたが、
1、NS-10M 用のスピーカースタンドにぴったりの大きさ。
2、以前視聴して大変良い印象を持っていた。
という2つの理由から、YAMAHA MSP7 を採用しました。

予想通り、スピーカースタンドにはぴったりでした。YAMAHAがNS-10Mシリーズからの置き換えを想定しているのがはっきりわかります。

音を出して、ワースゲーって思いました。
くたびれ果てた NS-10M とは別次元の解像度、スピード感、仕事のメインで使うのに全く問題ない音質でした。

使い慣れた愛すべき音からの変化に悲しくもなりつつ、自分の耳を再構築するため色々な音源を聞きまくりました。
問題点と言えば、パスレフポートからの風くらいですかね。
相当な音量で鳴らすと、かなりの風を感じます。目が乾くくらい。
しかし、恐れずに立ち向かう気にさせてくれる良き相棒です。


(以下は2002年頃に書いた、NS-10M関連の記事、記念に残しておきます。)


YAMAHA NS-10M


長らく定番の位置を保ち持ち続けてきた、ニアフィールド・モニター・スピーカー。

本機、NS-10M の他に、NS-10M PRO、NS-10M Studio 等が在ります。
(PRO や、Studio の方が耐久入力が高いが、音質は硬め。)

順調なセールスを続けてきましたが、スピーカーコーンの原料が入手困難に成るとの理由で、
非常に惜しまれつつ生産終了となったモデルです。

現在も、似た形のモデルで、NS-10MX が在りますが、スピーカーユニットも、BOX の構造も異なります。
(NS-10M、PRO、Studio は密閉型だか、NS-10MX はバスレフ。)

あまりにも定番で在るために、音質について考えても、比較対照を選ぶのが難しい程です。
歴の長いエンジニアは、それ以前のモニターに比べると、音が硬いと言います。
(かつては、ツイーターの前にティッシュペーパーを張るなんて事も流行っていました。)

あまりに定番で在るため、本機の出音は、信頼されすぎる危険があります。
1-2年たっぷりと使用した本機のユニットを交換すると、その前後の音質変化に唖然となることが在ります。
(もちろん、エージングの問題もありますが。)

毎回違うスタジオで作業する、フリーのエンジニアにとっては、大問題ですね。


また、当スタジオでは、NS-10M 駆動用のアンプに、同じメーカーの、YAMAHA PC1002 を使用しています。
相性の良さも折り紙付きですが、この小さなスピーカーの再生能力に、初めての人は驚きを覚えるようです。

また、当スタジオには、ラージモニターが在りませんので、
必要に応じて、YAMAHA SW80 と言う、サブ・ウーハーを使用しています。
ウーハーのみ、80Hz以下に、クロスオーバーで設定してあります。
リスニングポイントによって、バランスが崩れる欠点は在りますが、卓前では、ベストバランスに仕上げてあります。

この辺は、PAエンジニアとしての経験がフィードバックされているのかも知れません。



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