t.c.electronic Finalizer


マスタリング用プロセッサー

・1Uラックマウントサイズ
・マスタリング用、マルチバンドコンプレッサー/リミッター
・ゲート、5バンド、パラメトリック・イコライザー
・ソフトクリップ・リミッター
・アナログシミュレーター、ステレオイメージ・アジャスター等搭載
・各種ディザリング/コンバート機能

・アナログ IN の A/D は、20bit/44.1-48kHz
・アナログ OUT の D/A は、24bit/44.1-48kHz
・デジタル IN/OUT は、AES/EBU (デジタル・バランス) が、24bit
 S/PDIF (デジタル・アンバランス/コアキシャル) が、20bit
・内部処理24bit


元々は高級アナログ・エフェクターメーカーである t.c.electronic 社は、
最近では、デジタル・エフェクターメーカーとして揺るぎない地位を獲得しています。

本機、Finalizer は、同社の数ある商品の中でも、看板商品の1つとされているものです。

その名前の通り、最終段階の音作りである、マスタリング用のプロセッサーです。


本機の登場により、マスタリングという作業自体が、
初めてミュージシャン等の、直接音を作りだしている人間に、接触可能な領域になったと言えます。

しかしながら、一般的なレコーディング・エンジニアにとっても、手の出しづらい領域、
つまり、違う領域であると認識されているマスタリングは、やはり、素人に手を出せる領域ではないこともまた、確かです。

本機の様な簡略なプロセッサーや、DAWのマスタリング・ソフトで簡単な作業で出来る、
音圧上げや、トータルEQ等は、本職マスタリング・エンジニアによる、膨大な知識と経験 (そして超高音質なプロセッサー)
に基づくの作業の、ほんのまね事に過ぎないと言うことを心に留め置くべきです。

しかし、全ての音源が、本職マスタリング・エンジニアによる作業を経過することは出来ません。
しかも、最終音圧を揃える必要がある中で、本機の様なマスタリング・プロセッサーの重要度は増していると言えます。

私も、本職の人にはとてもかなわないと自負しながら必要に迫られてマスタリングをしています。


本機は、様々なプロセッサーを搭載した、言わば、マスタリング専用マルチ・エフェクターですが、
ほぼ純粋に、音圧上げの為の機材と考えて良いと思います。
(もちろん、バランスの再構築も多少は可能です。)


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